
オモイツヅラ
重い葛籠の雀
大きい方? 小さい方? ……欲は、正直に出るのよ。
文・三森 捷暉
生態
舌を切られても恩を忘れず、翁に『大小どちらかの葛籠を』と選ばせた雀の霊。慎ましい翁は小さな葛籠を選んで宝を得、欲張った婆は大きな方を選んで化け物にまみれた。人が『どっちが得か』と欲を出す瞬間に現れ、そっと二つの葛籠を差し出す。選ぶ手つきに、その人の欲がくっきり映る。包帯を巻いた小さな嘴で、今日も誰かの本性を静かに試す。
ほかの呪いとの相関
瘤を取られた翁コブトリとは“欲と得損”を教える昔話仲間。落穂拾いオチボヒロイの『もったいない』には、少し複雑な顔をする。
この“呪い”との付き合い方
オモイツヅラは、古今東西の物語に昔から潜んでいた負の感情——嫉妬・後悔・執着——を映す鏡です。人は大昔から、こうした感情を物語に託して手放してきました。あなたも、今日のモヤモヤを言葉に託してみてください。
FAQ
よくある質問
Q.オモイツヅラとは何ですか?
オモイツヅラ(おもいつづら)は、感情ジャーナルアプリ「呪い日記」のノロッピ図鑑に登場する、レアリティN・カテゴリ「昔話」の妖怪です。二つ名は「重い葛籠の雀」。舌を切られても恩を忘れず、翁に『大小どちらかの葛籠を』と選ばせた雀の霊。慎ましい翁は小さな葛籠を選んで宝を得、欲張った婆は大きな方を選んで化け物にまみれた。人が『どっちが得か』と欲を出す瞬間に現れ、そっと二つの葛籠を差し出す。選ぶ手つきに、その人の欲がくっきり映る。包帯を巻いた小さな嘴で、今日も誰かの本性を静かに試す。
Q.オモイツヅラに取り憑かれたときの対処法は?
オモイツヅラが象徴するようなモヤモヤを感じたら、その気持ちに名前をつけて紙やアプリに書き出すのが効果的です。呪い日記なら、誰にも見せずに感情を吐き出し、そっと手放せます。
この記事を書いた人
三森 捷暉みつもり かつき
株式会社スリスタ 代表/ドヤマーケAI 運営
実務で使えるAIサービス群「ドヤマーケAI」を運営し、記事・広告・営業・人事からAI検索可視化までを手がける。YouTubeチャンネル『SaaSは死にましぇん』を発信。感情を書いて手放すアプリ「呪い日記」の企画・開発者。
この記事は民俗・言葉・文化の解説です。医療・法律・宗教上の助言ではありません。伝承は文化として紹介するもので、他者を害する手順を推奨するものではありません。出典のない通説は「俗説」と明記しています。
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