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部下が許せずイライラする時|怒りの受け止め方と気持ちの整理

何度言っても直らない、ミスを重ねる、態度が反抗的——部下の言動が許せず、イライラが止まらない。この記事では、指導する立場だからこそ抱えがちな「部下 許せない」という気持ちを、落ち着いたトーンで受け止め、心を軽くする整理の仕方をお伝えします。

文・三森 捷暉

「何度言えば分かるんだ」。同じミスを繰り返される、指示を軽く扱われる、反抗的な態度を取られる——部下の言動が許せず、イライラが止まらない。指導する立場にある人ほど、その怒りを表に出しづらく、ひとりで抱え込んでしまいがちです。

この記事では、部下に対して抱えがちな「許せない」という気持ちを、落ち着いたトーンで受け止め、心を軽くするための整理の仕方をお話しします。

部下にイライラするのは、責任を負っているから

部下の失敗は、しばしばそのまま自分の責任や評価に跳ね返ってきます。だからこそ、他人事として流せず、怒りが人一倍強く湧いてしまう。部下へのイライラが止まらないのは、あなたがその仕事に責任を持って向き合っている証でもあります。

まずは、「イライラする自分は上司失格だ」と自分を責めないことです。感情そのものに良し悪しはありません。問題は、怒りがあるかどうかではなく、それをどう扱い、どう伝えるか。感じてしまうことを否定せず、いったんそのまま受け止めるところから始めてみてください。

「期待」と「現実」のギャップを見つめ直す

部下への怒りの多くは、「これくらいはできて当然だ」という期待と、目の前の現実とのギャップから生まれます。期待が大きいほど、裏切られたときの落胆も怒りも大きくなります。

ここで役立つのが、自分が相手に何を期待していたのかを一度言葉にしてみることです。その期待は相手に伝わっていたのか、そもそも妥当だったのか。怒りの正体を眺め直すと、相手の問題と自分の期待とを切り分けられ、感情に飲み込まれにくくなります。

抱えた怒りを、いったん外に置く

上司という立場では、部下への不満を誰かに気軽に漏らすわけにもいきません。行き場をなくした怒りは、内側でくすぶり続けます。

そこで役立つのが、許せなかった出来事を誰にも見せない前提で書き出すことです。何があったのか、自分はどう感じたのか、通称のままで十分です。「ゆるせん」は、まさにこの「記録して区切りをつける」ための私的な閻魔帳です。誰にも言えない怒りを、あなただけの帳面にそっと綴じておく。手放せないなら、抱えたまま潰れないように、いったん外に置いておくだけでいい。それだけでも、翌日には少し冷静に相手と向き合えることがあります。

感情を整えてから、関わり方を選ぶ

怒りを外に出して眺めると、「指導したいこと」と「ただぶつけたい感情」が分かれて見えてきます。感情が整理されたぶんだけ、部下への言葉も、責めるためではなく伝えるための言葉に変わっていきます。

大切なのは、怒りをなかったことにするのではなく、扱えるサイズに整えてから関わり方を選ぶことです。つらさが長く続くときは、ひとりで抱え込まず、信頼できる人や専門家に相談してください。

似た気持ちを扱った亡者図鑑も、あわせて眺めてみてください。

#感情整理#怒り#セルフケア
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FAQ

よくある質問

Q.部下にイライラする自分は、上司失格でしょうか。

そうとは限りません。責任を負う立場だからこそ、部下の言動が自分の評価や成果に直結して感じられ、怒りが湧きやすくなります。イライラすること自体は自然な反応です。問題は感情の有無ではなく、それをどう扱うかにあります。

Q.怒りをそのまま部下にぶつけてもいいのでしょうか。

怒りが生々しいうちにぶつけると、指導のつもりが感情的な叱責になり、関係が悪化することがあります。まずは自分の中で何に腹が立ったのかを整理し、落ち着いてから伝えるほうが、結果的に相手にも届きやすくなります。

Q.立場上、誰にも愚痴をこぼせません。どうすればいいですか。

上司という立場では、部下への不満を誰かに漏らしにくいものです。だからこそ、誰にも見せない前提で気持ちを書き出すことが役立ちます。頭の中で反芻し続けるより、一度外に出して眺めるほうが扱いやすくなります。つらさが続くときは専門家への相談も検討してください。

この記事を書いた人

三森 捷暉みつもり かつき

株式会社スリスタ 代表/ドヤマーケAI 運営

実務で使えるAIサービス群「ドヤマーケAI」を運営し、記事・広告・営業・人事からAI検索可視化までを手がける。YouTubeチャンネル『SaaSは死にましぇん』を発信。許せない気持ちを閻魔帳に綴じるアプリ「ゆるせん」の企画・開発者。

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