
タナアゲ
棚上げの宙吊り亡者
それ、僕の担当でしたっけ?
文・三森 捷暉
罪の型・地獄での生態
自分の非だけを高い棚へ上げ、宙吊りのまま降りてこない亡者。両手はいつも他人を指している。獄卒が『お前の罪だ』と言うと、器用に天井へよじ登って『記憶にない』と微笑む。降ろすには三人がかりが要る。
ほかの亡者との相関
押し付けのオシツケとペアで、責任のキャッチボールを永遠に続けている(ボールは落ちない、誰も受けないので)。
この“許せなさ”との付き合い方
タナアゲは、職場で積み重なる理不尽・過重・言えなかった一言が形をとった亡者です。仕事の怒りは家まで持ち帰りがち。だからこそ、その日のうちに通称を伏せて罪状を書き出し、心の中と現実の線引きをしておくことが効きます。相手を変えるためではなく、自分の気持ちを整えるために。
FAQ
よくある質問
Q.タナアゲとは何ですか?
タナアゲ(たなあげ)は、私的な閻魔帳アプリ「ゆるせん」の亡者図鑑に登場する、レアリティSR・カテゴリ「職場」の亡者です。二つ名は「棚上げの宙吊り亡者」。自分の非だけを高い棚へ上げ、宙吊りのまま降りてこない亡者。両手はいつも他人を指している。獄卒が『お前の罪だ』と言うと、器用に天井へよじ登って『記憶にない』と微笑む。降ろすには三人がかりが要る。
Q.タナアゲのような相手に「許せない」と感じたときの向き合い方は?
タナアゲが象徴するような「許せない」を感じたら、通称を伏せて、その気持ちと相手にされたことを閻魔帳に書き出すのが効果的です。ゆるせんなら、誰にも見せずに記録して、そっと手放せます。あくまで私的なカタルシスであり、実在の相手への加害を勧めるものではありません。
この記事を書いた人
三森 捷暉みつもり かつき
株式会社スリスタ 代表/ドヤマーケAI 運営
実務で使えるAIサービス群「ドヤマーケAI」を運営し、記事・広告・営業・人事からAI検索可視化までを手がける。YouTubeチャンネル『SaaSは死にましぇん』を発信。許せない気持ちを閻魔帳に綴じるアプリ「ゆるせん」の企画・開発者。
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