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エクスプレッシブライティングで怒りを整理する方法|筆記開示の基本

エクスプレッシブライティング(筆記開示)とは、心に負担となっている出来事や感情を、そのまま書き出す方法です。怒りや不快な感情を整理するための基本的なやり方と、無理なく取り入れるための注意点を、断定を避けて解説します。

文・三森 捷暉

強い怒りや、割り切れない不快な感情を抱えたとき、その気持ちを言葉にして書き出す——。この、シンプルだけれど古くから注目されてきた方法が「エクスプレッシブライティング(筆記開示)」です。

心理学の分野で研究されてきた手法で、感情の整理につながりうるとされています。この記事では、怒りや不快な感情を扱うための基本的なやり方と、無理なく取り入れるための注意点を、効果を断定しすぎないかたちでお話しします。

エクスプレッシブライティングとは

エクスプレッシブライティングとは、心に負担となっている出来事や、そのときに湧いた感情を、体裁を気にせずそのまま書き出す方法です。うまく書くことや、正しい結論にたどり着くことは目的ではありません。頭と胸にたまっているものを、そのまま紙やアプリに移していく——それが基本になります。

感情を言葉にして外に出すことが、気持ちの整理につながりうる、という研究は複数報告されています。ただし、効果の感じ方には個人差があり、すべての人に同じ変化が起きると断定はできません。まずは「試してみる」くらいの気持ちで始めるのがおすすめです。

怒りを整理するための基本的なやり方

一般に紹介されることが多いのは、次のような、ゆるやかな進め方です。

  • 誰にも見せない前提で書く。素直な言葉を出すための土台になります。
  • 何が起きたのか、自分は何に、どう感じたのかを、そのまま書き出す。
  • 文法や体裁は気にしない。書きながら考えが変わっても、そのまま進めてかまいません。
  • 数日にわたって、一日十数分ほど続けて書く形が紹介されることが多いですが、決まった正解はありません。

怒りを扱うときのコツは、相手を攻撃する言葉を並べ続けるのではなく、「自分が何に、どう感じたのか」に視点を向けることです。感情を観察する側に回ると、書きながら少しずつ、温度が下がっていきやすくなります。

無理なく取り入れるための注意点

書いた直後は、つらい記憶に触れて、一時的に気分が重くなることもあるとされています。それは異常なことではなく、起こりうる反応です。重く感じたら、無理に続けず、少し時間を置いてかまいません。

重い状態が数週間続く、眠れない、日常に支障が出るといった場合は、書くことだけで抱え込まず、心療内科やカウンセラーなど専門家への相談を検討してください。筆記開示は万能の解決策ではなく、あくまで、自分の心をていねいに扱うための、ひとつの道具です。

「ゆるせん」は、この筆記開示を、日々の習慣として続けやすくするための静かな場所です。許せなかった相手を、あなただけの閻魔帳にそっと綴じ、感情をぶつけっぱなしにせず、記録として外に置く。書くことで自分の感情に名前がついていく過程を、より深く知りたい方は、亡者図鑑で、自分を苦しめている“型”を探してみるのもひとつの入り口になります。

#感情整理#怒り#セルフケア
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FAQ

よくある質問

Q.エクスプレッシブライティングとは何ですか?

心に負担となっている出来事や、そのときの感情を、体裁を気にせずそのまま書き出す方法です。心理学の分野で研究されてきた手法で、気持ちの整理につながりうるとされていますが、効果の感じ方には個人差があります。

Q.どのくらいの時間、書けばいいですか?

一般には、数日にわたって一日十数分ほど、続けて書く形が紹介されることが多いです。ただし決まった正解があるわけではなく、負担に感じない範囲で行うことが大切です。つらければ途中でやめてかまいません。

Q.書いていて気分が重くなったらどうすればいいですか?

書いた直後に一時的に気分が重くなることは、起こりうるとされています。無理に続けず、少し時間を置いてかまいません。重い状態が長く続く、日常に支障が出る場合は、書くことだけで抱え込まず専門家への相談を検討してください。

この記事を書いた人

三森 捷暉みつもり かつき

株式会社スリスタ 代表/ドヤマーケAI 運営

実務で使えるAIサービス群「ドヤマーケAI」を運営し、記事・広告・営業・人事からAI検索可視化までを手がける。YouTubeチャンネル『SaaSは死にましぇん』を発信。許せない気持ちを閻魔帳に綴じるアプリ「ゆるせん」の企画・開発者。

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