
ハハノメ
動かぬ母の横顔
何も言ってないでしょう。……ただ、見てるだけ。
文・三森 捷暉
生態
椅子に腰かけ、じっと横を向いたまま微動だにしない、灰色の服の老いた母。何も言わない。ただ静かに座っている——それだけで、部屋の空気がぴんと張りつめる。言葉にされない期待、無言の視線のプレッシャーを司る。『何も言われてないのに、なぜか責められている気がする』瞬間に現れ、そっとこちらへ横顔を向ける。怒ってはいない。たぶん、怒ってはいない。
ほかの呪いとの相関
無表情夫婦クマデとは“沈黙で場を制する”者どうし、名画館の重鎮として並び立つ。会議延長坊主モウイッテンの長話も、彼女が横を向いた瞬間、ぴたりと止まる。
この“呪い”との付き合い方
ハハノメは、古今東西の物語に昔から潜んでいた負の感情——嫉妬・後悔・執着——を映す鏡です。人は大昔から、こうした感情を物語に託して手放してきました。あなたも、今日のモヤモヤを言葉に託してみてください。
FAQ
よくある質問
Q.ハハノメとは何ですか?
ハハノメ(ははのめ)は、感情ジャーナルアプリ「呪い日記」のノロッピ図鑑に登場する、レアリティR・カテゴリ「名画」の妖怪です。二つ名は「動かぬ母の横顔」。椅子に腰かけ、じっと横を向いたまま微動だにしない、灰色の服の老いた母。何も言わない。ただ静かに座っている——それだけで、部屋の空気がぴんと張りつめる。言葉にされない期待、無言の視線のプレッシャーを司る。『何も言われてないのに、なぜか責められている気がする』瞬間に現れ、そっとこちらへ横顔を向ける。怒ってはいない。たぶん、怒ってはいない。
Q.ハハノメに取り憑かれたときの対処法は?
ハハノメが象徴するようなモヤモヤを感じたら、その気持ちに名前をつけて紙やアプリに書き出すのが効果的です。呪い日記なら、誰にも見せずに感情を吐き出し、そっと手放せます。
この記事を書いた人
三森 捷暉みつもり かつき
株式会社スリスタ 代表/ドヤマーケAI 運営
実務で使えるAIサービス群「ドヤマーケAI」を運営し、記事・広告・営業・人事からAI検索可視化までを手がける。YouTubeチャンネル『SaaSは死にましぇん』を発信。感情を書いて手放すアプリ「呪い日記」の企画・開発者。
この記事は民俗・言葉・文化の解説です。医療・法律・宗教上の助言ではありません。伝承は文化として紹介するもので、他者を害する手順を推奨するものではありません。出典のない通説は「俗説」と明記しています。
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