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「思い出し怒り」がつらい|ふとよみがえる怒りへの対処

落ち着いたはずなのに、ふとした瞬間に過去の出来事がよみがえって腹が立つ。この「思い出し怒り」がつらいと感じていませんか。この記事では、思い出し怒りが起きる仕組みと、その波に飲まれずにやり過ごすための向き合い方を、落ち着いたトーンで解説します。

文・三森 捷暉

もう終わったこと、そう自分に言い聞かせたはずなのに。通勤中や寝る前、何気ない瞬間に、あの出来事がふいによみがえって、胸がざわつき、腹が立つ。この「思い出し怒り」に、静かに消耗している人は少なくありません。

この記事では、思い出し怒りが起きる仕組みと、その波に飲まれずにやり過ごすための向き合い方を、落ち着いたトーンでお話しします。

思い出し怒りは、あなたが弱いからではない

ふとした瞬間に過去の怒りがよみがえるのは、意志が弱いからでも、いつまでも引きずる性格だからでもありません。強い感情を伴った記憶ほど、脳に鮮明に刻まれやすいとされています。

つまり、それだけ強く心が動かされた出来事だった、ということです。よみがえること自体を止めるのは難しくても、「これは自然な反応なのだ」と知っているだけで、よみがえった自分をさらに責める、という二重の苦しさは減らせます。

波が来たら、飲み込まれる前に気づく

思い出し怒りがつらいのは、よみがえった瞬間に、当時の感情ごと一気に引き戻されるからです。ここで役立つのが、波に「気づく」という一歩です。

腹が立ってきたら、「今、あの場面を思い出しているな」と、心の中で実況するように言葉にしてみる。それだけで、感情と自分のあいだにわずかな隙間が生まれます。あわせて、ゆっくり息を吐く、いったんその場を離れる、冷たい水を飲むなど、体からアプローチするのも有効です。感情は、体の状態と連動しています。

反芻を、書くことで外に出す

頭の中で同じ場面を繰り返す「反芻」は、記憶をかえって補強してしまうことがあります。ぐるぐるが止まらないときは、それを一度、外に出してあげてください。

何を思い出したのか、そのとき何が許せなかったのかを、誰にも見せない前提で書き出す。頭の中で回し続けるより、紙の上に置いて眺めるほうが、扱いやすいサイズに縮むとされています。書いたあと、無理に前向きな結論でしめる必要はありません。

「ゆるせん」は、この「思い出したら、その都度そっと記録する」ための閻魔帳アプリです。よみがえるたびに少し書き、また閉じる。その繰り返しのなかで、怒りの温度は少しずつ下がっていきます。よみがえる怒りとの向き合い方をもう少し知りたい方は、「許せない気持ち」との向き合い方もあわせてご覧ください。急がなくて大丈夫です。

#感情整理#怒り#セルフケア
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FAQ

よくある質問

Q.思い出し怒りが起きるのは、私が引きずりすぎだからでしょうか。

そうとは限りません。強い感情を伴う記憶ほど、脳に鮮明に残りやすいとされています。ふとした拍子によみがえるのは自然な反応であり、あなたが弱いからでも、未熟だからでもありません。まずは「そういう仕組みなのだ」と知ることが、責めすぎないための一歩になります。

Q.よみがえるたびに、また傷つくのがつらいです。

同じ場面を頭の中で繰り返すほど、記憶は補強されやすくなります。よみがえったときに「今、思い出しているな」と気づき、いったん距離を置くだけでも、飲み込まれ方は変わります。呼吸を整える、その場を離れるなど、体からアプローチするのも有効です。

Q.何年も前のことなのに、まだ怒りがわきます。

時間が経っても、未処理の感情は消えずに残ることがあります。年数の問題ではありません。まだ整理しきれていない気持ちがある、というサインとして受けとめ、書き出すなどして少しずつ扱っていってください。つらさが強いときは専門家への相談も検討してください。

この記事を書いた人

三森 捷暉みつもり かつき

株式会社スリスタ 代表/ドヤマーケAI 運営

実務で使えるAIサービス群「ドヤマーケAI」を運営し、記事・広告・営業・人事からAI検索可視化までを手がける。YouTubeチャンネル『SaaSは死にましぇん』を発信。許せない気持ちを閻魔帳に綴じるアプリ「ゆるせん」の企画・開発者。

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