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生きづらいのはなぜ。原因を整理して少し楽になる

理由はうまく言えないのに、いつも生きづらさを感じてしまう。その原因は一つではありません。生きづらさの背景を書き出して整理し、自分を責めずに少し楽になるための向き合い方を紹介します。

文・三森 捷暉

生きづらいのはなぜ。原因を整理して少し楽になる

周りはうまくやっているように見えるのに、自分だけがどこかずれている。人と一緒にいても疲れ、一人でいれば取り残された気がする。はっきりした理由は言えないのに、いつも「生きづらい」という感覚がついて回る——この漠然としたつらさは、原因が見えないぶん、余計に重くのしかかります。

生きづらさがつかみどころのないのは、原因が一つではなく、いくつも重なっているからです。この記事では、その背景を書き出して整理し、自分を責めすぎずに少し楽になるための向き合い方を紹介します。

生きづらさには、いくつもの原因が重なっている

生きづらさは、たった一つの原因から生まれるものではありません。生まれ持った気質や感受性の強さ、育った環境や過去の経験、今の職場や人間関係、体調やその日の余裕——こうした要素がいくつも折り重なって、「なんとなくつらい」という感覚をつくり出します。

原因がひとまとまりの黒い塊のように感じられるうちは、対処のしようがありません。だからこそ、まずは重なっている要素を一つずつほどいていくことが、楽になるための出発点になります。

「生きづらい場面」を書き出して原因を分ける

漠然とした生きづらさは、正体が見えないうちは実際より大きく感じられます。そこで、「生きづらい」と感じた具体的な場面を書き出してみてください。「大勢の飲み会で気疲れした」「頼みを断れず引き受けてしまった」「人の機嫌を過剰に気にした」というように、場面とそのとき感じたことを一つずつ取り出します。

書き出して並べてみると、生きづらさが起きやすい共通点が見えてきます。人が多い場が苦手なのか、断ることが怖いのか、評価を気にしすぎるのか。正体がいくつかの傾向に分かれるだけで、闇雲だった不安に手がかりが生まれます。

原因は「自分の欠点」だけではない

生きづらさを感じる人ほど、「自分が弱いからだ」「性格に問題があるからだ」と、原因をすべて自分の内側に求めがちです。けれど実際には、合わない環境や、無理を強いてくる関係が背景にあることも少なくありません。

書き出した場面を見直すとき、「これは自分の傾向」と「これは環境や相手の問題」を分けてみてください。すべてを自分の欠点として抱え込む必要はありません。変えられるのは自分の受け止め方だけでなく、身を置く場所や距離の取り方でもあります。自分を責める材料を一つ手放すだけでも、呼吸は少し楽になります。

生きづらさが強いときは、ひとりで抱えない

生きづらさは多くの人が感じるものですが、それが積もり、消えてしまいたい、いなくなりたいと感じるほど強くなるときは、一人で抱え込まないでください。心療内科などの専門家や相談窓口が力になります。よりそいホットライン(0120-279-338)や、いのちの電話などが利用できます。

誰にも見せない場所に「つらい」とそのまま書き出すことは、その助けを求める前の小さな一歩になります。前向きにまとめる必要も、原因を突き止める必要もありません。ただ吐き出すうちに、生きづらさの輪郭が少しずつ見えて、抱える重さが軽くなっていきます。

関連記事: 繊細で生きづらい。自分を責めず気持ちを書いて楽になる

#感情整理#生きづらさ#自己理解#ジャーナリング
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FAQ

よくある質問

Q.生きづらさの原因が自分でもよく分かりません。

生きづらさは一つの原因ではなく、気質や過去の経験、今の環境、人間関係など複数の要素が重なって生まれることがほとんどです。だからこそ「なんとなくつらい」と感じやすいのです。生きづらいと感じた場面を書き出して具体的に見ていくと、背景にある要素が少しずつ分けて見えてきます。

Q.生きづらさを少しでも楽にするには?

原因を「自分の欠点」だけに求めないことが大切です。合わない環境や、無理をさせてくる関係が背景にあることも少なくありません。生きづらい場面と、そのとき感じたことを書き出して分けると、変えられる部分と、自分を責めなくていい部分が見えてきます。

Q.生きづらさが強く、消えたいとまで感じるときは?

消えてしまいたい、いなくなりたいと感じるほどつらいときは、一人で抱えないでください。心療内科などの専門家や相談窓口が力になります。よりそいホットライン(0120-279-338)や、いのちの電話などが利用できます。まず「つらい」と外に出すことが、楽になるための一歩です。

この記事を書いた人

三森 捷暉みつもり かつき

株式会社スリスタ 代表/ドヤマーケAI 運営

実務で使えるAIサービス群「ドヤマーケAI」を運営し、記事・広告・営業・人事からAI検索可視化までを手がける。YouTubeチャンネル『SaaSは死にましぇん』を発信。感情を書いて手放すアプリ「呪い日記」の企画・開発者。

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